上関城山歴史公園はその「歴史」という名前の示す通り、南北朝時代から戦国時代にかけて活躍した村上水軍に関係する城跡があった場所で、1998年から発掘調査を行ったところ、礎石建物跡や鉄鎌、瓦類などが発掘されました。
現在は、山頂一帯が上関城山歴史公園として整備され、明光風靡な瀬戸内海をバックに美しい景色の広がるナイスビュースポットとなっています。
上関城山歴史公園
住所 | 山口県熊毛郡上関町大字長島 熊毛 |
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いちばんの見ごろは早春の河津桜
城山歴史公園に行くなら、一番お勧めする季節が2月下旬から3月中旬に開花する河津桜が満開になる時期です。
約180本の河津桜と早咲きキイロスイセンが約3,000球が公園内をきれいに彩ります。
以前、県民の浜の河津桜をご紹介しましたが、上関にある城山歴史公園の180本の河津桜はやっぱり圧巻です。
満開の河津桜でいっぱいの上関城山歴史公園
訪問日は2020年の2月15日です。例年よりかなり暖冬で、1週間ちょっと早めに満開を迎えていました。
河津桜は園内いたるところに咲いています。
シーズン中には桜まつりとして、特産品の販売やイベントの催しも行われます。
公園内、ベンチもたくさんありますので、天気が良ければお弁当をもってきてもいいかも。暖かい日限定だけどね・・
歴史公園の手前に道の駅があって、そこで地元の食材を使ったお弁当など持っていくのもおススメ。
上関のタコ飯。
これは町内にたくさんお店があるんですが、練り製品の揚げ物「てんぷら」
話がそれました・・河津桜を紹介していきましょう。
公園は昔お城があったというだけに、段々状の地形になっています。
階段を上り、水軍のマークの付いた扉をくぐって・・
上のほうの広場へ・・
さらにこの階段を上ったところからの眺望です。
手前に満開の河津桜、奥には青く広がる瀬戸内の海。
最高の組み合わせが、春の始まりを告げてくれます。
河津桜というと、この子たちも忘れてはいけません。
メジーちゃん。
いたるところに・・
それから、城山歴史公園のキイロスイセンも河津桜の名脇役なんです。
2月なのに春の色で溢れんばかりでした。
柵に沿って植えられた*スキマ*のスイセン。
園内をうろうろしていると、遊歩道発見!
ココから下に降りていけるみたいです。
結構急な階段・・
遊歩道の桜もきれいです。
桜並木みたい。
遊歩道の中間地点ほどにあずま屋が建っています。
海を見ながら一休み・・
あずま屋からの眺望はこんなですよ!
ふたたび桜並木を通り・・・
公園入口付近まで戻ってきました。
実は小雨がぱらついたりする日だったのですが、河津桜はそんな春雨も吹き飛ばすかのような素晴らしい彩りを見せてくれました。
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河津桜のページも増えてきたので、来シーズンまでには、まとめてみたいと思いますが、ほかの名所としてはこんな場所があります。
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